こんにちは。ミスターステップアップの村田です。
今回は、当塾でおこなっている、
やっしこと武田先生による「スーパーレクチャー」
についてお伝えします。

読解力の鍵を握る「背景知識力」とは?
現代文や英語の長文読解において、
非常に重要となるのが背景知識力です。
背景知識力とは、たとえば、
次のような連想ゲームに例えられます。
「マンデリン、モカマタリ、ブルーマウンテンといえば?」
「コーヒー!」
というように、単語の羅列をつなげて、
瞬時に意味を推測できる力です。
難関大学の入試問題では、
扱われる話題がたいへん抽象的な内容に及ぶことも多く、
一読するだけでは文章全体を深く理解できないことがあります。

難解なテーマを突破するレクチャー
このレクチャーは、
塾生から「早稲田の現代文の内容が難しくてわからない…」
という声が上がったことをきっかけに、
その入試問題の内容をテーマとして扱います。
スーパーレクチャーで、
話題を深く展開していき背景知識を身につけていきます。
たとえば、今回は早稲田の現代文で、
哲学者であるハンナ・アーレントの全体主義批判について
扱われていました。
全体主義に巻き込まれないためにも、
自分の意見を持ち、行動することが
大事だということが
私たちの普段の生活にどのように関わりがあるのか?
ハンナ・アーレントの思想が、
やっしーは、そうした思想が西洋哲学の歴史の中で、
どのように位置づけられているのかなど、
さまざまな背景知識をたくさん話してくれました。
塾生からも質問が飛び交い、テーマがいっそう深まっていきました。
テーマを深堀りすると読解スピードが上がる
このように、現代文のテーマを深堀りしていくと、
科目や文章を超えて共通するテーマが見つかっていきます。
すると、初めて読む文章でも、
筆者が言いたいことをつかむスピードが圧倒的に早くなります。
問題演習とともに、その現代文のテーマを深堀りしていくことで、
真の読解力を高めていくことができるのです。
独学で実践できる読解力アップの習慣
独学でもできる努力として、わたしがぜひおすすめしたいことがあります。
それは、現代文の文章で知らない言葉が出てきたら、
辞書で調べる癖をつけることです。
これだけでも、読解力は着実に上がっていきますので、
ぜひ実践してみてくださいね。
それでは、今回はここまでとなります。
次回、またお会いしましょう。








