ゴールを決めろ!
よなたんです!
今回は、自習や独学だけでは
成績がなかなか伸びない3つの原因
というテーマでお伝えします。
最近、わかりやすい参考書があったり
YouTubeでも、わかりやすい解説動画が出ていたりと
昔に比べて、断然、独学のしやすい時代になりました。
昔は、解説が丁寧ではなかったり
そもそも、参考書の数が少なかったりしましたが、
今の時代は、そんなことありませんよね。
ですが、一方で、
わかりやすい授業に出たから
わかりやすい参考書があるから
独学でも成績が上がるのか・・?
というと、全く別の問題になるんです。
じゃあ、なぜ、成績が上がらないのか?
その本質的な原因を理解しておかないと、
学校で勉強するにせよ
予備校に行くにせよ
独学でやるにせよ
なかなか成績を上げることは難しいのです。
そこで、今日は、
自習、独学で成績が上がらない人に共通することを
お伝えします。
*
ポイントは、3つあります。
1.基準が低いまま
自分で勉強していると
「ここまで勉強すれば、大丈夫でしょ」
「この参考書ができてたら、いけるな」
と、悪い意味で楽観的になってしまうんです。
自信があるのは、もちろん良いことですが、
受験は、厳しい基準で
のぞまなければなりません。
例えば、
テストして
果たして、満点取れるのか?
というレベルでチェックする必要があるんです。
僕らも受験指導をする中で
たくさんの受験生の話を聞いてきましたが、
自己申告、というのは
いい意味で、信用しないようにしています。
現物主義で、確認すること。
これは、仕事の基本でもあり、
塾の創始者でもある南極老人からも
口を酸っぱくして言って頂いていますが、
実際に、仕事ができたかどうか?は
現物で見ないと、わかりません。
「あの人が、完成したって言ってたから」
なんて、伝言ゲームだけで伝わってしまうと
実は、納期直前に
仕事ができてなかったことが発覚した・・
なんてことも、あります。
それは、受験生も同じ。
現物で確認しないと
本当に、その実力がついているのか
わからないのです。
過去の通信コースの受験生でも
後藤くんという生徒がいました。
元々、勉強のスタートは
偏差値40くらいだったのですが、
大逆転して立教大学に合格。
でも、その道は
簡単なものではありませんでした。
後藤くんは、通信コースで
白チャートの反復を重ねることで、
高3の8月の時点で、
センター試験で8割突破。
進研模試でも、
偏差値60が取れるくらいまで
急成長していました。
でも、そこから
9月〜11月くらいに不調に陥り、
センター試験でも、
ようやく、6割ほどが取れる、、
というところまで、
落ちてしまったのです。
何が不調なのか
本人も、わかっていませんでした。
そこで、直前期になって
スクーリングで塾へ来たときに
白チャートの問題を
8問を16分で解くテストをしてみたんです。
すると、
8問中、3問くらいしか
できていないことが発覚。
勉強法を確認してみると、
8月の時点で頭に入れていた参考書の復習を
口頭では、していたけれど
手書きではできてなかった、
ということがわかったんです。
そうやって、
一度、完成した参考書だとは言っても
手書きで、少しずつでも復習しないと
やっぱり、なまってしまうんですね。
そこで、10日間のスクーリングの中で
手書きで徹底的に復習してもらうと
センター試験本番では、
高得点を取ることができ、
志望大学だった立教大学に
合格することができました。
そうやって、
後藤くんのように、
8月の時点でセンター8割を取れているような生徒でも、
〝基準の低さ〟によって
落とし穴にはまってしまうことがあるんです。
それが、受験勉強の難しさでしょう。
だから、基準を高めること。
そうでないと、
同じ教材、動画を見ても
成績が上がる人、上がらない人が出てしまう
ということなんです。
2.バランスを崩してしまう
二つ目のポイントが、
バランスを崩してしまう
ということです。
例えば、
ミスターステップアップでは
合格手帳という
専用の手帳に勉強の記録を
書いてもらっています。
毎日、どれくらい勉強したのか
科目別に色分けをして
今日やったことを書いてもらっていて、
それを、講師でチェックします。
色分けすることで、
どれくらい、その科目の勉強をしたのか、
一目でわかるからです。
実際、書いてみると
人は、好き嫌いがあるので、
そういえば、この科目やってなかった・・
みたいなことが、起こったりするんです。
生徒に対しても、
「数学、やってないよね・・?」
と、聞くと
少し気まずそうに、
「最近、避けてました・・」
みたいなこともよくあります。
そんなふうに
自分の主観、好みで勉強するだけだと
大学受験は勝てない厳しさがあるんです。
とはいえ、偉そうに語ってますが、
僕自身も、これは苦手でした。笑
好きな世界史ばかりやって
英語と国語を放置して、
学力グダグダな状態で入試を迎える・・
なんてことをしてしまったこともあります。
でも、それが人間ですから。
尻を叩いてもらいながら
修正しながらやらないと
なかなかうまくいかないのが受験です。
それと同時に、
そこにこそ、
受験指導の意義があるとも思っています。
しかも、受験勉強をするのは
たった1、2年。
その短い期間の中で
受験勉強のバランスを見極め、
勉強できるのか?
というと、
正直、それは厳しいと思うんです。
そういう意味で
受験のプロの力を借りること。
そこに、
〝独学だけでは埋められない〟
という部分があると考えています。
3.できる人の〝感覚〟がわからない
独学の人が受験をする上で
最も難しいのが、この
〝できる人の感覚がわからない〟
ということです。
勉強を得意な人が、
「英語なら、こう解くよね」
「数学なら、初見の問題はこう解くよね」
という、勉強に対する向き合い方、コツ。
その〝感覚〟が重要だと
南極老人から教わってきました。
偏差値70の人は、
どんな〝感覚〟で解くのか?
基礎固めが終わったら
その〝感覚〟を掴むことで
成績を一気に伸ばすことができるんです。
例えば、通信生で
ももかちゃんという生徒がいました。
1月の時点で、
立命館大学の問題を解いていると、
現代文が苦手で、
解けても、4割。
でも、そこから
通信コースで解説させてもらっている
現代文の〝感覚をウツす〟動画を見て
本番には、8割以上を獲得して
逆転合格することができました。
その動画で解説しているのは
いっさいの、難しいテクニックは使わず、
めちゃくちゃ基本的な日本語に対する捉え方だけで
現代文は、解くことができるということ。
じゃあ、何が違うか?といえば、
この〝感覚〟なんですね。
現代文を解く〝感覚〟をインストールしてください
って、生徒には伝えているんです。
そのために
なぜ、その解法を思いついたのか?
ということを
リアルタイムで解説しています。
だから、生徒には
その思考プロセスを
スキマ時間で、
繰り返しぶつぶつと
つぶやくようにしてもらっているんです。
そうやって、
現代文を解く〝感覚〟をインストールして
自分で再現できるようにしていきます。
でも、これは
参考書だけの学習では難しいですし、
実は、授業だけでも、難しいんです。
授業のように、
わかりやすく整理された形では
実際に、試験本番で問題と相対したとき、
そこから、どのような思考プロセスで
正解へ辿り着くのか、、
という力を養うことは難しいのです。
もちろん、
不可能ではありませんが、
誰でもできることではないのです。
* * *
いかがでしたか?
独学で勉強するときには、
・基準を高く持つこと
・勉強するバランスに気をつけること
を、意識してみてください。
勉強ができる人の〝感覚〟を身に付けたい!
という方には、
短期集中でミスターステップアップに通える
スクーリングがおすすめです。
基礎固めは済んでいて
一気に成績を伸ばしていきたい!
という方は、
春スクーリングも募集していますので、
ぜひ、ご活用くださいね!
→https://mrstepup.jp/lp/schooling/?season=spring
それでは、ありがとうございました!