大学受験で「国語力」は本当に必要?

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ミスター ステップアップ

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京都大学文学部卒。浪人が決まった春、受験の達人南極老人に出会い、逆転合格を果たす。『E判定からの大逆転勉強法』などを執筆し、一躍カリスマ講師に。南極老人いわく「彼ほど完璧に大逆転勉強法を実践した受験生はいない。さらに〝戦闘値〟がアップしたスーパー大逆転勉強法と出会える受験生は幸運だ」と。

大学受験で「国語力」は本当に必要?

こんにちは!

今回は、「大学受験における国語力の重要性」について、話していきたいと思います。

大学受験といえば、英語や数学、理科・社会といった教科に目がいきがちですが、

実はそれらすべての教科を支える土台となるのが「国語力」なんです。



 一見、国語は文系の科目と思われがちですが、

理系の受験生にとっても実はとても大事な力。

 

今回は、「国語力ってそもそも何?」というところから、

「どうやって国語力を伸ばせばいいのか?」といった実践的なアドバイスまで、

この記事では、内容をわかりやすくまとめてご紹介します!

① そもそも国語力とは?なぜ大学受験に必要なのか?

まず、「国語力」って一体どんな力を指すのでしょうか?

よくあるイメージとしては、

「漢字を覚える力」や「古文単語を知っているかどうか」など、

テストで点を取るためのスキルと思われがちです。

 しかし本当の国語力は、

言葉の理解力であり、

そしてそれを使って考える力です。

 

すべての教科のベースになる力

たとえば、数学の文章題。

問題文を読んで「何を聞かれているのか」「どんな条件があるのか」を正しく理解するには、

言葉の読み取り力が必要です。

英語の長文読解や理科・社会の資料問題でも、

「問われていること」を正しく読み取って、

そこから自分の考えを組み立てる力が求められます。

つまり、「国語力がある=読んで理解して、考えて答える力がある」ということ。

これは受験の全教科に共通して必要な“土台”となる力なんです。

賢い子ほど、国語力が高い?

 たとえ数学が得意でも、文章題の意図を読み違えると正解にはたどり着けませんし、

英語だって単語の意味を知っているだけでは点が取れません。

だからこそ、「国語力を伸ばすことが受験勉強全体の底上げになる」という考え方は、

多くの指導経験を持つ先生たちに共通しています。

② 国語力がある人・ない人の違い

では、「国語力がある人」と「そうでない人」とでは、

一体どんな違いがあるのでしょうか?

国語力がある人は「何を聞かれているか」が分かる

まず大きな違いとして挙げられていたのが、

「問いを正確に読み取れるかどうか」という点。

たとえば記述問題で、

「このときの主人公の気持ちを、理由とともに説明しなさい」と聞かれたとします。

国語力がある子は、「気持ち」と「理由」の両方を求められていることをちゃんと理解して、

それに応じた答えを書けます。

でも、国語力が弱い子は、「気持ち」だけを書いて終わってしまったり、

逆に「理由」だけをつらつらと書いてしまったり。

つまり、“何をどう答えるべきか”の指示が読み取れていないことが多いです。

 

書かれていないことを想像で補ってしまう人も…

もう一つの違いは、根拠が曖昧なまま答えてしまうかどうかです。

「主人公は悲しかったって答えてるんだけど、その根拠はどこ?」と聞くと、

「だってかわいそうだから…」みたいな主観的な意見が返ってくることがあります。

国語力が高い人は、「本文に書いてあること」をベースにして考えるクセがついています。

一方、そうでない人は、

「なんとなくそんな気がする」「自分だったらこう感じるから」といった、

“本文の外”の情報に頼ってしまいがちなんです。

③ どうすれば国語力が身につくのか?

では、そんな大切な「国語力」をどうやって鍛えていけばいいのでしょうか?

まずは「問いを正しく読む練習」から

国語の問題を解くとき、多くの人がいきなり本文を読み始めてしまいがちですが、

実はその前にやるべきことがあります。

それが、設問をしっかり読むこと。

「何を聞かれているのか?」「何を答えるべきなのか?」を丁寧に把握することが、

正確な解答につながる第一歩なんです。

指導の際には生徒に、

「まず設問だけ読んで、どう答えればいいか整理してみよう」と声をかけています。

本文の根拠にあたる習慣をつける

もうひとつ大事なのは、「答えの根拠を本文から探すクセをつけること」。

例えば「どうしてそう思ったの?」と聞かれたとき、

「かわいそうだから」などの感情ではなく、

「〇行目にこう書かれていたから」と答えられるようになることが、

国語力を高めるポイントです。

この練習を通じて、

「感覚ではなく、根拠をもって読む」という姿勢が育っていきます。

国語ができると、すべての科目が変わる!

そしてなにより、国語力が身につくと他の教科の成績にも良い影響が出てきます。

なぜなら、数学でも英語でも、問題の指示や条件を正しく読み取る力が求められるからです。

「この生徒、理科の点数が伸びたな」と思ったら、

実は国語の読解力が上がったからだった、

なんてことも珍しくないです。

おわりに:国語力は“受験の土台”

今回お伝えしたかったことは、

国語力は単なる一教科ではなく、すべての学びの「土台」だということです。

問題を正しく読み、相手の言葉を受け取り、自分の考えを伝える。



そんな力は、受験だけでなく、

これからの人生を生きていく上でも欠かせないものです。

ぜひ、日々の勉強の中で「国語力」を意識してみてください。

きっと、見える世界が少しずつ変わってくるはずです。