こんにちは。
大学受験塾ミスターステップアップ
塾長の村田です。
ここ最近、入塾説明に来られる受験生の中から、
「勉強をやってもやっても、
全然成績が上がらないんです」
という相談を多くいただきます。
サボっているわけではなく、
ちゃんと時間をとって、
参考書や過去問を解いているのに、
なぜか点数が伸びない。
実はこれは、
受験生本人だけではなく、
予備校や塾、学校といった、
今の教育業界全体から見ても、
頭を抱える課題なのです。
*
「これからの社会において重要となる
〝思考力・判断力・表現力〟を
持っているか判断するため」
という理由で、
2021年から始まった共通テスト。
実際にユニークな問題が増えていて、
2025年でいえば、
化学の試験に『枕草子』が引用されていたり、
▲2025年度大学入試共通テスト化学から引用▲
公園の噴水の水の曲線を、
放物線とみなして考えるカップルがいたりなど、

▲2025年度大学入試共通テスト数学1Aから引用▲
科目の枠を越えたり、
思わずクスッと笑ってしまうような
問題があったりしました。
共通テストの作成委員会も、
〝思考力・判断力・表現力〟を見るために、
工夫を凝らしていることが伺えます。
しかしこのテスト、
その前のセンター試験や共通一次に比べて、
点数を取るのがとても難しくなっています。
一昔前は、
日本の大学の最高峰と言われる
東京大学の理科三類(医学部)では、
「満点をとって当たり前」
「ミスっても1個か2個」
というのが常(つね)でした。
しかし、共通テストになってからは、
それが変わってきています。
昨今(さっこん)の理科三類の合格ラインは、
87〜93%。
なんと、9割を切っても
合格する生徒が出てきたのです。
もちろん、80点台後半でも、
十分高い数字ですが、
東大理三を受ける受験生は、
全国でもトップレベル。
100位に入るような実力です。
その子たちでも、
87%しか取れない、というのは、
ちょっと異常な事態でもあります。
全国100番以内に入る受験生でも、
9割を取れないテストに、
一般的な受験生が、どう立ち向かうのか?
そのような状況に
教育業界もお手上げで、
勉強すれども
成績が上がらない受験生が増えています。
共通テストは、有り体に言えば、
「努力が成績に比例しない」
試験なのです。
*
センター試験、共通一次は、
「努力をすれば合格できた」
試験でした。
実際に、
当塾の創始者・南極老人が青年の頃、
偏差値30からでも真面目に努力をして、
東大・京大・医学部・早慶に合格できた、
という例を何人も見てきたそうです。
中には、周りから
「えっ、あの子が(合格したの)!?」
と思われるほど、
劇的な成績の上がり方をした子も
いたのだとか。
それまで到底届かなかった大学に
合格できたのですから、
一見いいことですよね。
ですが、大学に行った後、
「受かったけど、燃え尽きてしまった、、」
「何を頑張ったらいいか分からない」
「受験で勉強はもう終わったから、
大学時代は遊ぼうと思って」
と話す子が多かったそうです。
そこに南極青年は、
一つの違和感を覚えます。
受験のときは頑張れていたのに、
大学に入った後に、
エネルギーを使い果たしてしまっている。
これは、
〝頑張り方〟
を間違えているのではないか?
実際に、
爆発的に成績を上げていった子に
受験生の頃の心情を聞いてみたところ、
「昔、〇〇にバカにされたから、
いい大学に入って見返してやりたいと思った」
「偏差値の高い学校に入ったら、
親から認めてもらえるんじゃないかと思った」
「頭が悪い自分じゃカッコ悪い」
といった理由から、
勉強を頑張っていたことがほとんどだったそうです。
〝確かに、成績は伸びたかもしれないが、
コンプレックスやトラウマ、
承認欲求などをガソリンにした、
長続きしない努力の仕方ではないか?〟
と、南極青年は気づきました。
そこで南極青年は、
〝大学に行っても、社会に出ても、
その子がずっと人生に前向きになって、
生きる気力が湧いてくるような
受験指導ができないものか〟
と考えたのです。
そうして生み出されたのが
当塾のオリジナルの学習法
「大逆転勉強法」
「限界突破勉強法」
でした。

この二つの勉強法では、
過去のネガティブな感情を原動力にするのではなく、
自分の内側から湧き上がってくる
やる気や積極性、
「将来はこんな大人になりたい」という
未来への活力をエネルギー源にして、
成績を上げていく方法をとっています。
実際に、
「E判定」というドン底からでも、
数々の難関大学に合格した受験生は、
枚挙にいとまがありません。
(当塾のHPの「合格伝説」に、
卒塾生たちの体験記が載っておりますので、
ご興味がありましたら、ぜひお読みください。
〝その子自身の生きる力〟
を引き出したら、
勝手に、頭は良くなるのです。
共通テストに話を戻しまして、
なぜ、勉強しても点数が取れないのか?
というと、
もちろん、
全ての受験生に当てはまるわけではありませんが、
大きな理由としては、
〝コンプレックス、トラウマ、承認欲求などの、
ネガティブな感情をベースに、
勉強を頑張っているから〟
です。
実際に、共通テストは
心理学者が入って作成されており、
焦ったり、不安になったり、
苛立ったりした状態で問題を解くと、
間違った選択肢を選んでしまう形式になっています。
出題者が知ってか知らずか、
〝ネガティブな感情を使って頑張っても、
点数が取れないテスト〟
に変わっているのです。
共通テストで点数が取れる、
偏差値70の受験生は、
〝ネガティブな感情に惑わされず、
冷静沈着に、目の前の問題を解ける〟
感覚を持っています。
だからこそ、
これからの教育に必要なことは、
〝自分自身が
感情を乱したりせずに、
目の前の問題や受験勉強に
フラットに取り組む力〟
です。
当塾では、
その力を養うために、
さまざまな勉強会や環境づくりを行っています。
取り組みについて、直接お伝えしたいことがたくさんありますので、
ぜひ一度、入塾説明にお越しください!
https://mrstepup.jp/nyusetu-2003/
美味しい紅茶を用意して、
お待ちしております。
(入塾説明は、Zoomを使った
オンラインでの説明もさせていただいております。
遠方の方、足を運べない方は、
どうぞご予約ください)
お読みいただき、ありがとうございました。