ホームシックになった塾生Kちゃんが学んだ、 「本当の自立」

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キョウコ

キョウコ

塾スタッフ。塾生さんや、塾生の親御さんと、いろいろなお話をしながら、塾生と先生の間をつないでいきます。そうして見えてきた塾の魅力を、より多くのかたにお伝えしていきます! 

こんにちは、キョウコです。

今日は、おとなしい塾生も、さびしがりや塾生も、勉強が苦手な塾生も、

安心して勉強に専念できるのはなぜか? がわかる、

ステップアップの日常について、お話しまーす。

 

ステップアップの塾生が、悩みから解放されていくワケ

受験生が、志望校に合格するまでの道のりでは、

乗り越えないといけない壁に、いくつも、何度も、ぶつかります。

その険しい道を、たった一人で走るよりも

 

信頼できる先生が傍にいてくれたら、

挑戦したり、一歩踏み出したりする、勇気がもらえるもの

 

自分にあったサポートをもらえたら、

大きく道に迷うこともなく、時間をロスすることもなく、

何倍も速く、大きく、成長できるのです。

 

ですので、ステップアップでは、塾生たちの勉強面以外の悩み、

たとえば、生活面のサポート、人間関係の相談にも親身になって、

解決に向かって一緒に向き合います。

 

では、実際にどんな話をしているのか、

ある日常の一コマをご紹介しましょう!

 

寂しがりやのKちゃんのエピソード

 ステップアップに入塾するために、長崎から樟葉に引っ越してきたKちゃん。

直観的に、この塾がいい! ここで学びたい! と

勢いよく飛び込んできました。

 

入塾してから1週間ほどたったある日。

弓場先生が昼ごはんの時に、Kちゃんと同じテーブルになりました。

一緒に食事をしながら、塾の感想を聞いてみると……、

 

塾の環境には大満足!

毎日、勉強に集中でき、意識の高い仲間と、先生の熱い話を聞き、

充実の時間を過ごせている、とのこと。

ですが、本題はこれからでした。

 

「でも、塾が楽しいからか、

 家に帰ると、なんだか寂しいんです。

 

 帰ると、家の中は真っ暗だし、父や母、弟もいない。

 テレビもない、シーンとした部屋に一人でいると、

 なんとも言えない想いが込み上げてくるんです」と。

 

なんとも言えない想いって? 

弓場先生は詳しく聞いてみました。

 

「今まで当たり前にいた、家族がいないことを、

 こんなに寂しく感じるなんて、思ってなかったんです。

  実家にいた頃は、

 親がアレコレ言ってくるから、うるさいなー、としか思ってなかった。

 弟も、くだらない話ばっかりしてきてうるさい、って思ってた。

 でも、いなくなると、寂しいんです。

 そう思うと、家に帰りたくなってしまって……」、と。

ステップアップの塾生は、約9割が遠方から引っ越してきて一人暮らしです。

 

親から離れたことで、自立心に火が付き、

のびのびと勉強に専念する子もいれば、

 

Kちゃんのように、ホームシックになって、

親に甘えたい気持ちが沸き上がったりする子もいます。

 

反応はさまざまですが、

スタッフも、大学生(卒塾生)も、その気持ちをよく知っています。

 

だから、そんな塾生のSOSサインに気づいた講師やスタッフは、

すぐさま、その子に合わせて、

一人暮らしの部屋を快適にする方法や、

掃除や洗濯のやり方、

一人の時間の過ごし方、

ポジティブになる習慣など、いろんな話をしていきます。

 この日、弓場先生は、Kちゃんにこんな話をしました。

 

「Kちゃんは、自分で『この塾で学びたい!』って思ったんだよね。

 なんで、そう思ったのか気づいてる?

 

 この塾なら大学に合格できそう! だけではないんだよ。

 

 本当は、心の奥で、

『ここなら、変われる』って思ったからなんだよ。

 

だって、ステップアップに入塾するってことは、

楠葉に引越して、一人暮らししないといけない、ってことだよね。

 

それをわかってて、入塾したい、って思った。

つまり、Kちゃんは、心の奥では、

『これから生きていくために、

家族から離れて、家族以外の人から教わりたい。

ここなら、変われる』と、直感的に気づいてたってことなの。

 

その直感をもっと信じなくっちゃ。

 

ステップアップに入塾できた、ってことを信じて、

ここで勉強した後の未来に、

成長して自立した自分がいるって、信じるの。

 

でもね、自立するって、

一人でなんでもかんでもできるってことじゃないよ。

むしろ、逆。

しんどい時は、周りの人を頼っていいんだよ。

自立するって、言い換えれば、「人に頼れる」ってことだから。

 

と話したそうです。

それからも弓場先生は、自分が塾生だった頃の話や、

講師になってから出会った塾生の話をしながら、

誰もが皆、人に頼りながら、自分と向き合い、

殻をやぶり、成長しているんだよ、と話しました。

 

Kちゃんは、だんだん気持ちが明るくなり、最後には、

「やっぱり、私もここで成長したい! やり遂げます!」と決意しました。

 

伸びる受験生に変身しよう!

 10代後半~20代前半の受験生たちは、実は心の奥では気づいています。

・家に閉じこもっていては、ダメになる。

・このままのやり方では、大学に受からない。

・生きていくために必要なことを、信頼できる大人から学びたい。

・自分には何かが足りない、それを身に着けたい! 

 

そうして、だんだん外に目をむけるようになるのです。

それって、ある意味、大人になろうとしているってこと。

 

十代後半期にもなれば、社会にでてもおかしくない年齢です。

昔の日本では、男子は16歳で元服(成人の儀)を行い、女子は14歳でお嫁にいけました。

もちろん、完全に大人とは言えませんが、大人同然に扱われていたのです。

 

つまり、その年齢になれば、誰でも自立するのに十分な精神力は育つということ。

 

もちろん、受験に必要な能力を最大限に引き出すためにも、自立は不可欠です。

「自分の責任で生きよう!」とスイッチが入るから、身体の内側からパワーが沸き上がってきて、集中力がいっきに高まるのです。

 

講師やスタッフたちは、塾生たちを自分の弟や妹と思って、日々見守り、接しています。

毎日、同じ釜の飯を食べる塾生たちは、もはや、みんな家族のよう。

ですので、ステップアップには興味があるけど、

一人で飛び込んで、一人ぼっちにならないか不安だと思っているなら心配無用!

たくさんいる世話好きなスタッフに頼ってくださいね。

いっしょにがんばりましょう!

 まとめ:

毎日、一緒に食事をする塾生にとって、ステップアップの講師やスタッフたちは

家族のようなもの。でも、ただの家族ではありません。

雑談の中にも、ヤル気が高まる話、苦手を克服できる話、頭がよくなる話、

元気がでる話、安心する話などが、たっぷりと含まれているのです。

社会に出る前に、知っておきたいことをたくさん教えてもらえますよ。

そんな塾の日常を、ぜひ一度、見学に来てみてくださいね。