人気YouTubeチャンネル「むすび大学」より、大学受験塾ミスターステップアップ 講師の与那嶺隆之(通称:よなたん)と、ナビゲーターの川嶋政輝による対談のハイライトをお届けいたします。
より詳しく内容を知りたい方は、ぜひ動画をご覧ください。
川嶋:皆さんこんばんは。ただ今から「むすび大学」ライブを行わせていただきます。
今日はですね、わたしたちの仲間である、塾講師のよなたんに来てもらいました。
よなたん:こんばんは。よろしくお願いします。
川嶋:よなたんは「大学受験塾ミスターステップアップ」の講師と言いまして、この「むすび大学」を運営している会社自体が、じつは大学受験塾から始まった会社なんですよね(笑)。
で、その塾の講師をしているということで、ふだん一緒に活動しております。
今日は「日本の教育を考えよう」ということで。
じつは、わたしたちの大学受験塾にも、このむすび大学をご覧になった親御さんの娘さんや息子さんが入塾してこられる場合も多かったりするんですよね。
よなたん:そうですね。
川嶋:あとはやっぱり、うちの大学受験塾ってのは先鋭的というか、かなり変わったことをしてます(笑)。
けれど、いま時代が大きく変わる中で「これからの教育に一番必要なことなんじゃないか」ということを、いろいろと取り組みとしてやっています。
ですので、今日はこのライブで、実際何をしてるのか、そしていまの日本に教育上欠けてるものって一体何なのかというところを、掘り下げてお話ししていきたいなと思っております。
よなたん:はい、よろしくお願いします。
大学減少と教育の変革期
よなたん:いろんなニュースや世の中の流れを見ていくと、本当に教育というのが変革期なんですよね。たとえば、ちょっと前に財務省が正式発表したことで言うと、まず「大学の数がこれから減る」と。
川嶋:すごいですよね。ご存じですか、皆さん。
よなたん:具体的に言うと、14年後の2040年までに、いま全部で約800ぐらいある大学が、4割減るんですよ。
川嶋:4割減るんですよ。4割ですよ。
だから、いま幼稚園ぐらいのお子さんはもう大学入る頃には4割減ってる。
よなたん:そうなんです。実際リアルタイムで、毎年5校、10校レベルで閉校が決まっています。
川嶋:ありますね。しかも結構有名な大学で。
よなたん:京都のノートルダム女子大学が募集停止したり、伝統ある大学の縮小が決まったりしています。
そもそも30年前、大学は500校でした。
小泉政権時の規制緩和で「大学の数を増やして市場競争させれば環境が良くなる」という発想になり、どんどん作られました。
少子化なのに、大学の数は1.5倍に増えたんです。
それがそもそもおかしかった。
それを「もう減らすぞ」と言って減らしている流れです。
いま18歳人口は100万人ちょっと。ピーク時の200万人の半分です。
2040年には18歳人口が70〜80万人ぐらいになると言われています。
人口が減る中で、大学の生存競争は半端なくなります。
学習塾も次々と潰れていて、去年、一昨年と何十単位で減っているので、本当に教育が変わらざるを得ない状況なんです。
川嶋:そうですよね。
AIを鵜吞みにする子どもたち
よなたん:あともう1つ考えないといけないのは、やっぱりAIです。
以前動画でもお話ししましたが、医学部入試の面接が今年になってすごく変わってるんです。
今までだったら「医学部志望理由はなんですか」とか、覚えてしまえば答えられる簡単なものだったのが、いわゆるトロッコ問題みたいな、簡単に答えが出せない問題とか、その場で即興で答えを出さないといけない医学部面接に変わってたりしていて。
AIで簡単に答えを出せるから、その対策をされているんです。
川嶋:はい。
よなたん:最近『エコノミスト』という雑誌で読んだ記事で言うと、いまAIによって出される答えを、多くの人が盲目的に信じてしまうっていう現象があって。
▲The Economist(エコノミスト)▲英語で「コグニティブ・サレンダー(認知的降伏)」って言うんですよ。
川嶋:「もう参りました」と。
よなたん:はい、降伏です。
つまりAIの答えが間違ってても信じてしまうということです。
ある大学の実験によると、1000人以上被験者がいて、AIにわざと間違った答えを出すプロンプトを設定して、それを知らせずにAIを使って課題を出させると。
AIが間違った答えを出しても80%の人は信じてるようです。
リアルタイムで僕らが関わっている受験生も日常的にAIを使っていて、正直、みんな鵜呑みにしてるんですよ。
現代の寺子屋「大学受験塾ミスターステップアップ」
川嶋:そこで今日ご紹介したいのが、「大学受験塾ミスターステップアップ」という学習塾です。よなたんも講師をしていますね。
もうね、世の中にない塾なんですよ。
たとえば、ただ受験勉強するだけじゃなくって、全国から泊まりがけで受験生が集まっている塾で。
ほぼ一緒に生活してるぐらい、一日中一緒にいるんですよね。
よなたん:そうですね。
川嶋:大学受験って、浪人生だったらもうまるまる1年間共に生活することになるので。
それこそ食事から普段の生活のあり方から、スマホとかAIとの向き合い方とか、生き方そのものが1年間でガラっと変わってしまって、多感な時期に自分の自我に目覚めていく。
本当に自分がどう生きていきたいかとか、人生の方向性を見つけるための大学受験をしているっていう塾なんですよね。
よなたん:はい。むすび大学でもお伝えしていますが、ぼくたちは受験勉強はもちろん、「メンタルの持ち方」も大事にしています。
いくらいい教材、いい勉強法を知っていても、受験の直前期の不安に負けてしまったら受からないし、途中で投げ出したり諦めちゃう人も多いので、心を作ることを大切にしています。
そこで「モチベーションアップの会」っていうのを定期的に開催しています。
僕ら講師も話しますし、それこそ川嶋さんもよく出てくださいます。
つい昨日は、小名木先生にも出てもらって、古文の勉強会とかをしていただきました。
川嶋:そうですね。小名木先生の授業は、古文も古典もやりながら日本や社会、歴史の話もするっていうことをやってもらってるんです。
結構横断して語ってくださって。
よなたん:そうなんですよ。もうそれとかはとんでもなく面白い。
古文の話も面白すぎるんですが、その中で歴史観などの話もバンバンしてるんですよ。
こないだは第二次世界大戦がなぜ起こったかから、GHQがどういう風に教育を作り替えていったか。
あとは人種差別問題とキング牧師やケネディ大統領のスピーチがどう繋がっていくか、みたいな壮大な話を、数千年前からの奴隷の歴史を圧縮して、ぜんぶ喋ってもらって。
川嶋:めっちゃ面白そう(笑)。
〝食〟で勉強のエネルギーを養う
川嶋:そもそもの『大学受験塾ミスターステップアップ』の起こり自体が、わたしたちの共通の師匠である「北極老人」が実際にご夫婦で個人経営で塾をされていたときの生徒ですけども、当時から大きな問題として捉えてらっしゃったのが「食事」ですよね。今、「何のために勉強するんだろうということが、自分で見つけられない」って言ってたじゃないですか。
何のために大学行くのか、いい会社入るためだよとか言っても、じゃあ何のために稼ぐの? と突き詰めていくと、「自分って何のために生きてるんだろうか」っていう実存的な問題と必ず繋がってくる。
よなたん:はい。
川嶋:ある意味、一番答えが出ない、AIに聞いてもまったく意味がない、オリジナルな答えを見つけていかないといけないのが、まさにこの18歳ごろの年齢で。
そのときにまず「自分ってこの世の中に存在してていいんだ」みたいな、土台の安心感が、そもそも持ててない子が結構多いですよね。
よなたん:そうですね。
川嶋:その虚無感とか虚しさとか寂しさみたいなものを埋め合わせるツールが、いまはたくさんあります。
スマホ中毒なんかは分かりやすいですけど、他にも食べることに逃げているとか。
よなたん:ジャンキーなものとか、すごい甘いものとか、ラーメンみたいな刺激ですね。
川嶋:そう、刺激なんですよ。
その刺激でごまかして生きてるような状態から、「まず自分は存在してていいんだ」って感じてもらうためには、本来は親の愛情、「お父さん、お母さんからちゃんと認められた」「十分愛を受け取った」と、ある程度の幼少期に受け取っていたら、別にそんなこと疑問にすら思わないというか。
けれど今、それがすごく満たされづらい世の中になっていて。
お父さんお母さんも働くことで必死だったりして、大人との関わり方がすごく狭くなってしまいがちですよね。
よなたん:そうですね。
戦後、核家族になって、近所付き合いも少なくなってしまいました。
だから僕たちはいろんな大人と関われるように、「食堂」という形で塾生とスタッフが一緒にごはんを食べています。
川嶋:あの食堂の環境、皆さんびっくりされますよ。
こんな場所があるのかって。
むすび大学でもゲストの方が来られたときに、食堂で一緒にご飯食べること多いんですけど、1回に50人ぐらいが、ごちゃ混ぜでご飯を食べてる。
「ここに集まってる人は誰ですか?」みたいな。あの場がやっぱり人を変えていくというか。
よなたん:そうですね。今の子たちって中学生ぐらいの頃にコロナ禍を経験してるから、ご飯は「黙食」が当たり前でした。
しゃべってはいけない、みんな前向いて食べるっていうのを経験してるんですよ。
だから最初は慣れない子も一定数いるんです。
川嶋:食卓すら囲んでない子も多いですもんね。
よなたん:そうなんですよ。ただちょっとずつ慣れてくると、スタッフだけじゃなく、むすび大学に来られるゲストの方に果敢に質問に行くみたいな。
こないだも、宮台さんがいらっしゃったときに、塾生が果敢に質問に行ってて。
みんなでご飯を囲んで食べるっていうのがすごく重要だなって感じてて。
「同じ釜の飯を食う」と言いますが、大事な時に一緒にご飯を食べるのは、人間の原体験としてとても大切です。
▲食堂の定番メニュー お好み焼き!▲〝気〟を充実させる過ごし方
よなたん:あとスマホも、塾生やスクーリング(短期合宿)で来る子とか、本人の希望があれば塾にいる間はスマホを預けてもらうんですよ。
川嶋:デジタルデトックスですね。
よなたん:そうです。これもすごい効果があります。
最初はスクリーンタイム1日8時間10時間みたいな子は、もうソワソワして仕方ない。
川嶋:それが中毒ですからね。
よなたん:でも2、3日経ってくると慣れてきて、ずっと勉強できるようになっていく。
ちょっと我慢してチラッと見るとかじゃなくて、1回全部なしにしてみる。
川嶋:山で修行してるみたいな感じですね。比叡山の最澄さんも、12年間は絶対に山から降りないっていう修行がありますけど。
「依身(えしん)より依所(えしょ)」という言葉があるけれど、心を頼りにして弱い部分を乗り越えるのは難しいから、場所に頼る。
煩悩が湧かない場所に一定時間身を置くことによって、感覚を鋭くする。
でも、そんな場所ってないじゃないですか。
だから、大学受験の時期を利用して、ミスターステップアップという街中にある修行場みたいなところに身を置いて感覚を鋭くしていく感じですね。
よなたん:そうですね。
あと今リアルタイムでやってる活動として、「月末サイレントデー」というのをやっていて。
月末に向けて勉強を追い込んでる時に、集中するために極力「話す」ということを最低限にしようと言ってるんです。
塾生同士のお喋りも基本禁止。
講師と話すのも必要最低限にして、徹底していこうと。
すると、どれだけエネルギーを漏らしていたかっていうのがやっぱ分かるんですよね。
川嶋:仏教の密教修行でも、身体と口と意(心)を整える「身口意(しんくい)」っていうのがありますけど、喋ってることの多くが愚痴だったり文句だったりすると、ものすごくエネルギーを漏らしてる。
悪い言葉を使うことで、自分の心が誘導されていくというか。
自分の潜在意識が聞いていて、ネガティブな性格を作ってしまうっていうことですよね。
よなたん:そうですね。だからエネルギーを貯めていこうと。
川嶋:でも無理やりやってるというより、その環境でみんなで一緒にやっていくことで、我慢してるというより当たり前の感覚が変わっていく感じです。
どのような教育が、人を育てるか?
川嶋:人を育てるって一番大変な仕事でもあるじゃないですか。実際にわたしも、北極老人と奥様が見返りを度外視していっぱい愛情と時間を費やしてくれたからこそ、そういう生き方に憧れて絶えさせてはいけないと思いました。
うちの塾の1つの特徴として、卒業した塾生が帰ってくるんですよね。
医者になって休みに会いに来てくれる子もいれば、そのままスタッフになる子もいて。
みんな何かしら伝えていきたいという思いが原点にあって、ご縁だけで成り立ってる。
いま「なかなか人が見つからない」という時代の中で、こんな稀有(けう)なことってないと思うんですよ。
▲歯科医師・大学院生の大橋正義さん。塾に手紙をいただきました▲よなたん:日本の教育って、西洋の価値観をそのまま持ってきて、和魂洋才せず、本来の日本人のあり方とか良さとかを忘れてしまってるのが問題なのかなと思ってて。
見返りを求めて関わるのは教育じゃないですからね。
だから教育という分野は難しいなと思いますし、やりがいも大きいです。
ありがたいことに、毎年若い子たちが変わっているので、僕らも毎日チャレンジさせていただいています。
川嶋:ええ。
ということで、今まで見たことないような教育の場がミスターステップアップにありますので、興味のある方は入塾説明に来ていただくこともできます。
短期合宿みたいなコースもありますしね。
よなたん:そうですね。
短期スクーリングっていうコースがあって、夏休み期間中だけ近くのウィークリーマンションとかに泊まり込んで朝から晩まで。
塾は今、朝6時から夜11時まで開いてて、お盆も正月もなくずっと年中無休でやってるので。

川嶋:受験生に休みはない、と。塾にも休みはない(笑)。
よなたん:塾が半分家みたいなもんなんで(笑)。
中学生や大人の方の学び直しも受け付けてますし、Zoomで遠隔での入塾説明も無料で行ってますので、まずお話だけでも聞いてもらえるといいかなと思います。
その時に食事も体感していただけますし。
川嶋:はい。詳しくはこちらからご覧いただけたらと思います。
ミスターステップアップの詳細はこちら
👉https://mrstepup.jp/
よなたん:ありがとうございました。








