ミスターステップアップの英語指導は、同時通訳の達人、故・松本道弘先生の高い英語の感覚を受け継ぎ、受験英語にとどまらない、本物の英語力が身につく指導をおこなっています。
わたしたちの英語顧問、故・松本道弘先生とは、どのような方なのかをご紹介しましょう。
若い世代の方は、ご存知ない人の方が多いかもしれませんが、松本道弘先生は、一流の翻訳家やテレビやYouTubeなどで有名な大手予備校の英語講師たちが「英語の神様」と崇めるほどの達人です。
駐日アメリカ大使館の同時通訳や、NHK上級英語講座の講師を勤められ、また日本のディベート教育の第一人者としても活躍されました。著書は、およそ150冊。
なかでも、朝日出版社の『最新日米口語辞典』は、ノーベル文学賞を受賞した川端康成氏の『雪国』を翻訳したサイデンステッカー氏との共著です。プレジデント社の『超訳 武士道』では、英訳が難しい武士道の精神を表す言葉『徳』や『志』、『腹八分目』といった言葉を、平易で伝わる英語表現へ翻訳しました。
また、さくら舎の『難訳・和英オノマトペ辞典』では、「ぴんとくる」「のほほん」「ドンピシャ」といったオノマトペを英訳し、辞典としてまとめられた本です。ちなみに、この『難訳・和英オノマトペ辞典』の執筆期間は、当塾で英語顧問を始められた頃でもあり、コラムに当塾のことが少し登場するんですよ。
松本道弘先生を英語顧問としてお迎えするようになった背景には、当塾創始者である南極老人と松本道弘先生との出会いがありました。
南極老人がまだ受験生の頃(南極青年の頃)、英語の受験勉強に行き詰まりを感じていました。ですが、あるきっかけから、全国模試で1位をとるまでに飛躍されたのです。
そのきっかけが、〝松本道弘先生の英語〟との出会いでした。
当時、南極青年は、とにかく英単語、英熟語をひたすら暗記しつづけていました。英作文をマスターするために、いろんな予備校の模範解答を暗記しました。でも、なかなか成績はあがりません。原因は、英語ができる感覚をつかめていなかったからです。
そんな時に出会ったのが、松本先生の著書『考える英語』でした。松本先生が語る英語は、無機質な受験英語とは違い、人と人の心が通い合う〝生きた言葉〟があったのです。南極青年は感動し、松本先生の著書を何冊もよみふけりました。そうして、本物の英語の感覚をつかんでいったのです。
受験英語には、点数や偏差値といった数値化して計れる〝ものさし〟があります。しかし、この数値が本当の英語力を表しているとは限りません。TOEICで満点でも、ハリウッド映画が3割も聞き取れないということは珍しくありません。「英語の成績」と「通じる英語」は別物だからです。
そういった数値で表される英語力は、富士山で言えば麓のあたりの英語。一方、松本英語はそのはるか上。雲を超えたところにあります。
では、雲の上の感覚とは、いったいどんな感覚でしょうか。
では、どうすれば、その高みに到達できるのか?
それは、まずはわからなくとも、雲の上の世界に触れることです。
雲の上から俯瞰し、自分の状況を見下ろすことで、自分に足りないものが見えてきたり、知的ハイを経験することで、急に英語力がアップすることもあります。
まずは、雲の上の感覚を経験し、ひたってみる。すると、あなたは受験英語の枠をこえることができます。この経験は、受験勉強に大きな影響をもたらします。
実際に、南極青年は、松本先生の英語にふれて感覚がかわってからは、それまでは読めないと思っていた英文雑誌『TIME』を急に読めるようになったり、ハリウッド映画を字幕なしでわかるようになったりと、驚くような変化を経験をしました。
さらに英語の成績もあがり、ついに東大実践模試で120点満点中108点をマーク。東大合格者の英語の平均が70点、高くて80点という中で、108点というのは、全国でも上位一桁レベルの英語力です。高い感覚を身につけることができたら、誰でもこのような結果がついてくるのです。
南極老人のこのような経験から、松本先生の高い感覚が身につくように学習者を導くことは、今の英語教育のあり方を大きく変えていくと直感しました。そうして、英語教育に革命を起こそう! と手を取り合い、松本先生を特別顧問としてお迎えすることとなりました。
「英語の感覚」を伝授します
松本道弘先生が特別顧問として2019年に就任されてから2022年までの間、塾生たちはもちろんのこと、講師も含め、たくさんのことを教えていただきました。 その一部は今もYouTube動画で公開しています。
松本道弘先生の授業の魅力の一つは、とにかく「英語らしい英語」が聞こえてくること。 教科書的な固い表現ではなく、ネイティブが実際に使っている表現が、次々と飛び出してくるのです。着目ポイントや背景知識などを教わりながら、先生の感覚をうつしていきました。
また、日本の文化や歴史についても造詣が深いことから、弊社の別の媒体で、英訳『君が代』を発表されたり、オリジナルの講座『映画道場』や会員制サイト『松本道弘ONLINE ACADEMIA』の講師を勤められるなど、幅広い層に向けて惜しみなく知識と情熱を注いでくださいました。
そんな松本先生の英語指導への情熱を受け継ぎ、講師の与那嶺を筆頭に〝感覚を高める英語勉強法〟を、多くの受験生にお伝えしています。 創始者・南極老人が青年時代に一気に飛躍したという、高い感覚が身につく秘訣が詰まっています。どうぞ覚悟して、学びにきてくださいね。
〝スキーマ脳〟の育て方
半世紀にわたり『TIME』を読みこなし、世界のトップエリートと渡り合ってきた「英語の達人」松本道弘先生。 松本先生は、僕たちにいつもこう教えてくれました。
これ、衝撃じゃないですか? 「単語が命!」と信じてきた僕にとっては、まさに目から鱗の瞬間でした。
じゃあ、達人の頭の中はどうなっているのか? その答えは、断片的な知識を統合して、文脈を瞬時に読み解く〝スキーマ脳〟にあるのです!
当塾では、松本先生から直伝されたエッセンスを、誰でも再現できる「5つのステップ」に落とし込みました。 このトレーニングを積めば、あなたの中に眠る〝スキーマ脳〟が目覚め、英語力が格段にUPすること間違いなしですよ!!
ステップ① 音読指導
ネイティブ級の〝英語脳〟をつくる
「時間が足りなくて最後まで解けない……」 そんな悩みは、音読指導で一発解決です!
当塾がもっとも重要視しているのが「音読」です。 多くの受験生は、英語を日本語の語順に訳す「返り読み」をしていますよね。 ですが、これでは共通テストの圧倒的な分量には太刀打ちできません。
目指すのは、英語を英語のまま、直感的に理解する「直読直解」のスキル。 毎日30分、正しいやり方で音読を繰り返す。
それだけで、スキーマ脳の基礎となる〝英語の思考回路(英語脳)〟が育つのです!
ライバルの倍近いスピードで長文を読みこなせるようになりますよ。
実は、塾の創始者・南極老人も、高校時代は『SIM』という教材のテープが擦り切れるまで音読を繰り返しただけ。 その結果、共通一次(今の共通テスト)で9割をマークしたんです! これこそが、僕たちのメソッドの原点に他なりません。
東京大学 理科二類 合格 / 小倉くん
英語が大の苦手だった小倉くんがやったこと。それは難解な問題集ではなく、基礎レベルの徹底的な音読でした。「簡単な英語を音読したほうがいい」と気づき、基礎を体に染み込ませた結果……見事、東大合格を勝ち取りました!
▼ おすすめ教材「ケネディ大統領のスピーチ」
情感もこめて暗唱できるようになる塾生が続出します。
ステップ② 英文暗唱
潜在的な言語センスを目覚めさせる
「英作文、何から書けばいいかわからない……」 それは、頭の中の「ストック」が足りないだけなんです。
言語学者チョムスキーが言うように、人間の脳には言語を操る潜在能力が備わっています。 理屈(文法用語)をこねくり回すより、正しい英文を丸ごと「暗唱」しちゃうこと。 そうすれば、脳の中に自然と正しいルールが構築されます。
入試本番の英作文は、覚えた英文を「借りて」くるだけの〝英借文〟でOK! 驚くほどスラスラ書けるようになりますよ。
近畿大学医学部 合格 / 宮崎さん
大手予備校で3年足踏みしていた宮崎さん。入塾後、600個の例文を完璧に暗唱したところ、半年で点数が爆上がり! 5〜6割の壁を突き破り、190点を連発して医学部合格を掴みました!
ステップ③ 下線部和訳
〝国語力〟を鍛える
「単語はわかるのに、意味が頭に入ってこない」 その原因、実は「日本語力(国語力)」不足かもしれません。
正確な和訳ができなければ、難関大の長文は攻略できません。 英語の成績が伸びるかどうかの決定的な差は、「日本語を作る力」にあるのです!
ミスターステップアップの添削は、そこらの塾とは違います。 赤ペンで正解を書いて終わり、なんてことはしません(笑) 間違った箇所に線を引き、ヒントは出しますが、正解は教えない。 「なぜ違うのか?」「どう表現すべきか?」 この〝考え抜くプロセス〟が、英語だけでなく全教科の記述力を劇的に引き上げます。

ステップ④ やっしのスーパーレクチャー
大学入試には、日常では使わない抽象的なテーマがバンバン出ます。 「近代合理主義」「形而上学」「生命倫理」…… これ、日本語で読んでも難しくないですか?(苦笑)
いくら英語が読めても、テーマの「背景知識(スキーマ)」がないと、内容を正しく理解するのは困難です。 逆に言えば、背景知識を知っていれば、読解力は「飛び道具」を手に入れたかのように強化されます!
それを効率よくインストールするのが、僕たちの「スーパーレクチャー」です。 知っていれば、実力以上の力を発揮して逆転合格できる。 知らないと、どんなに優秀でも読み間違えるリスクがある。 志望校合格に必要な〝知の土台〟を、この講義でガッチリ固めていきましょう!
ステップ⑤ 英語長文読解の極意
〝スキーマ読解〟
いよいよ最終段階! 究極の読解法〝スキーマ読解〟の習得です。
英語ができる人は、全ての単語を知っているわけではありません。 「読める単語」と「自分の背景知識」をつなぎ合わせて、先を予測しているんです。
例えば「Rice(米)」「Corn(トウモロコシ)」と出てきたとき。その瞬間、
「あ、これは世界三大穀物の話だな。次は小麦が出るかも?」
「水不足の影響の話かな?」
と、脳内で対話しながら読み進める。これが「推測する力」です。
逆に、どれだけ偏差値が高くても、この「スキーマ(背景知識)」が不足していると、とんでもない誤読をしてしまうことがあります。
実際にあった過去の事例をご紹介しましょう。 全国模試で偏差値70以上を取っていた非常に優秀な女子生徒が、東京医科歯科大学を受験した時の話です。
その年のテーマは「野球の歴史」でした。 しかし、彼女は野球のルールを全く知らなかったのです。その結果、どうなったか。
彼女は野球の話を「戦争の話」だと完全に思い込み、結果として点数が全く取れませんでした。
このように、世の中の常識、歴史、文化、政治経済、宗教に至るまで、様々な知識(スキーマ)を身につけることは、「目に見えない学力」として非常に重要なんです。
近年の大学入試問題は、一昔前と比べて大きく変化しています。 特に早稲田大学などの難関私大では、『The Economist』『The Guardian』『Time』『Newsweek』といった英米の雑誌・ニュースサイトから、わずか1年前に話題になった記事がそのまま出題されるケースが増えています。
つまり、最新の世の中のニュースや情勢に精通していなければ、いくら英語が読めても内容が頭に入ってこないという試験になっているのです。
また、共通テストの語数もセンター試験時代より倍増し、京都大学でさえ分量が増えています。 情報爆発の現代においては、「一文一文を丁寧に訳す」能力以上に、「大量の情報を処理し、概要を掴む」能力が求められているのです。
そこで当塾では、この「スキーマ脳」を目覚めさせるための勉強会を行っています。
当塾の英語特別顧問を務めていた故松本道弘先生は、半世紀にわたり『Time』を読みこなし、晩年は『The Economist』を毎日のように読んでいた「英語の達人」でした。
松本先生の読み方は、全ての単語を追うのではありません。 「エネルギーのこもったパワーのある一単語」を見つけ、そこから背景知識をフル活用して内容を読み解くのです。
このように、見出しと絵、そして背景知識だけで大まかな結論を予測してしまう。これが速読の極意です。

