講習会の詳細を動画で解説しました。
どんな状況になってもブレない「鋼のメンタルの作り方」
こんにちは。与那嶺隆之です。
センター試験まで、あと残り60日…
模試の結果が思うように上がらず
焦ってしまっている人や
本番が近くなるにつれて
不安になってしまっている受験生もいるんじゃないかな?
ぼく自身、受験生のときは
「本当に成績は上がるのかな…」
「この勉強法で大丈夫かな…」
と考えて、焦って全然勉強に集中できないこともありました。
また、宅浪ということも相まって
自分の中から溢れ出てくる不安に対してどう対処していいかわからず
家で1人涙してしまうなんてことも正直ありました。
でも今、受験生にハッキリ言えることは
「あの受験の直前期にあきらめなくてホント良かったな」
って心から思います。
ぼくが現在講師をしている
大学受験塾ミスターステップアップでは
『受験は人生の雛形(ひながた)』
と伝えています。
受験期の1年間頑張ることができれば
大学生活の4年間がんばることができるし
大学生活の4年間頑張ることができれば
社会人になってから10年頑張り続けることができると伝えています。
どうしてかというと、
大学に入学してからキャンパス生活を送る中で
受験期間ほど追い込まれるなんてことはまず無いからなんですよね。
というより受験以降で、次にあなたが本当に追い込まれるのは
きっと就職活動をするときなんじゃないかな。
だからこそ、この直前期の学びというのは
社会人になってからの10年分の学びに匹敵するし
逆に、この時期に逃げてしまうということは
10年分の学びを失うとも言い換えることができます。
でもだからと言って、
ぼくは精神論だけを押し付ける気もありません。
合格に必要な勉強法、戦略、メンタルのバランスが
とれて初めて合格できると思っています。
今回は『直前期対策』 に絞って
勉強法、戦略、メンタルについてお伝えしていこうと思います。
試験本番まで残り少ない冬をどう過ごすか?が逆転合格のカギ
では、具体的にセンター試験まで残り60日をきったこのタイミングから志望校合格のためにいったい何を意識すればいいのでしょうか?
それは、いかに自分が志望校に合格している未来を信じて、残り少ない日にちを勉強に集中することができるか?です。
試験本番まで残り日数が少なくなってくると、模試の結果を気にするあまり勉強に手がつかない・・・。
という受験生をよく見かけます。
また、この時期に返ってくる模試の結果だけを見て、学校や塾の先生は、平気で志望校の変更をすすめてきます。
そして、
「自分には志望校合格なんてムリなんだ」
「浪人して、来年に備えよう」
と、試験を受ける前からすでにあきらめモードになってしまいます。
しかし、ハッキリ言って、この時期の模試の結果なんて、まだまだ気にする必要はありません。
というのも、12月から3月という期間が最も成績が伸びていく時期になるからです。
この時期の2週間というのは春夏の3ヶ月に相当するくらい、勉強すればするほど学力を伸ばせる時期。
では、なぜ、冬が最も成績が伸びるのか?
その理由は、これまでコツコツ積み重ねてきた基礎の部分がようやく問題を解くための力になってくるからですね。
それはまるで、ひまわりの種を植え、水をやり肥料をあげれば、しかるべきべきタイミングでひまわりの花を咲かせるのと同じです。
ただ、ひまわりの花もいくら水をあげて肥料をあげてもしかるべきタイミングにならなければ、花は咲きませんよね?
それと同じで、受験生にとって、これまで頑張ってきた勉強がようやく結果という花を咲かせるのが冬の時期なのです。
ですので、この時期に集中して勉強に取り組めることができれば、たとえ今、E判定であったとしても、逆転合格することは十分可能なのです。
たとえば、
センター試験前日に返ってきた模試の結果がE判定だったけれど、神戸大学に逆転合格を果たした川嶋くん(現役生)
12月の時点でセンター数学が7割ぐらいの実力だったが、1ヶ月間、勉強をやり遂げた結果、本番では満点を取った酒井さん(浪人生)
といったように12月から急激に成績を伸ばすケースは珍しくありません。
(むしろ、この時期から一気に成績を上げる受験生ばかりです)
ただ、先ほどもお伝えしたように多くの受験生はこの時期まで成績が伸びていないと、
「志望校を変えた方がいいのかな・・・」
「もう今年はムリだから、浪人して来年、頑張ろう」
といったように、あきらめモードに入ってしまうのです。
ただ、12月から3月という最も成績を上げることができる時期に成績を上げきるために必要なのは、
・ムリかも?という不安や
・勉強が進んでいないという焦り
を乗り越えて、
やるべきことをやる=目の前の勉強に集中する
ことが大事になります。
そのためには、
「今の自分がどうであれ、必ず志望校に合格できている」
と、まずは、自分の未来を信じること。
そして、志望校合格という未来を信じ、残り少ない勉強時間をより濃密なものにするため、いかに目の前の勉強に集中できるかどうか・・・。
では、どうすれば、たとえ今がE判定だったとしても、志望校合格という未来を信じることができ、試験本番まで高いモチベーションと集中力を保ったまま勉強に取り組むことができるのでしょうか?
今回の講習会では、その方法についてお話しいたします。
具体的には、、
第一部:本番で実力を発揮するには?

ぼくが受験生の指導をし始めて
もうかれこれ10年ほどになります。
この10年の中で、自分でも驚くような奇跡の逆転合格を目の当たりにしてきました。
たとえば、
- センター試験で大コケして国立医学部合格は絶望的だったにも関わらず二次試験で9割、面接では100点満点をとり、島根大学医学部に逆転合格した吉村さん
- 8月に京大模試でE判定を取るも、3ヶ月にA判定を取り京都大学農学部に合格した弓場さん
もちろん良い例もあれば、悪い例もあります。
- 冬の模試ではA判定。早慶模試で2位を取るほどの実力があったのに、 本番では失敗して早慶全落ちしてしまったTくん。
- 秋の模試で大阪大学A判定を取ったMくんは、家族が「もう合格だね!」とお祝いするほど喜んでしまい、本人は油断…結局、第一志望の大阪大学どころか、関関同立まで全落ちしてしまい、浪人してしまうことに。
など、学力があるのになぜか不合格になってしまう受験生、
逆に学力が足りていないのに奇跡の逆転合格を果たす受験生
「この違いはどこから生まれるのか」と真剣に考え続けてきました。
そして考え続けた結果、
奇跡の逆転合格を果たしている受験生に共通していたのが
『ゾーン状態』に入っていたということでした。
※ゾーン...目の前のモノゴトに没入没頭すること
多くの受験生は焦りや不安、結果主義の考え方やトラウマに囚われて
目の前の勉強に100%集中できていません。
だからこそ、いかにこれらの雑念を振り切り
目の前の勉強に集中できるかが勝敗の鍵を握ります。
現在、ミスターステップアップの専任講師を務め
受験生時代は京大、早慶上智、MARCH、関関同立に全勝した柏村先生も
「朝塾にきて、勉強を始めると
(集中しすぎて)気づけば、あっという間に夜になってた」
と言います。
ゾーンの境地にさえ入ることができれば、
毎日の勉強もさることながら
試験本番での『実力発揮率』が格段に上がります。
講習会当日、ゾーンの感覚をあなたに伝授するので
その感覚を持ち帰って生かしてくれたらと思います。
第二部:直前期に一気に成績を爆発させる勉強法

どんなに手足をバタバタさせて一生懸命泳いだとしても、その泳ぎ方が間違っていれば速く泳ぐことができないのと同じように
たとえ、いくら勉強のやる気があったとしても
具体的な勉強法が間違っていたら
せっかくのあなたの努力が水の泡となってしまうでしょう。
受験生にはタイムリミットがあります。
この限られた時間の中で
いかに効率よく勉強し、成績を上げられるかで合格が決まります。
そのため、今回の講習会では
- 早慶英語ですら8割〜9割以上得点できるようになった過去問研究法とは?(ぼくは12月の時点で早慶英語は安定して8割以上取れていたのですが、それは「徹底した過去問研究」「弱点分析と対策」のおかげでした。今回はぼくが実践していた過去問演習の方法をお伝えします。)
- 過去問を効果的に活用しセンターを今から100点以上アップさせる勉強法とは?(12月から世界史の勉強を本格的にはじめたやよいちゃん。12月中旬の時点でセンター5割という絶望的な状況から、過去問を徹底的に研究したことで、本番では世界史98点を取ることができました。今回な彼女も実践した過去問研究法をレクチャーして、1ヶ月と少しでもセンターの得点を急激にアップできるようにしたいとおもいます。)
- 自分の抜けている部分を正確に見極め、必要な勉強を最大効率で行う方法とは?(「孫子の兵法」曰く「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。」多くの受験生は自分の学力状況も正確に把握できていないため、無駄な勉強をしてしまいます。ここでは人間ドックのように自分の学力状況を正確に把握して、必要な勉強だけをこなせるようになります。)
など、
『残り1ヶ月でセンターの総合点を200点アップさせる』
という点に焦点をしぼって、お伝えしようと思います。
第三部:最後まで戦い抜き合格を引き寄せる技法

「試験10分前に勉強して内容がそのまま出た!」
「模試で解いた問題がそのまま出た!」
など、毎年奇跡の逆転合格を果たす受験生がいます。
「いや、そんなわけないでしょ」
と思う受験生もいるかもしれませんが、
この奇跡は偶然のように見えて必然のことなんですよね。
彼らの共通点として挙げられるのが
「最後まで諦めずに全力で勉強しきったこと」。
もちろん口で言うのはカンタンですが、
実践することはとても難しいものです。
そこで今回は、逆転合格を果たしてきた
受験生の奇跡のエピソードといっしょに
大逆転合格を引き寄せるための勉強法をあなたにお伝えします。
- 潜在意識よりも強力なパワーを持つ「無意識」を味方につけ奇跡を引き寄せる勉強法とは?(ぼくが指導している塾では、毎年のように「昨日見ていた問題が出た!」「昨日先生と話していた話題が英語で出た!」等の報告をもらいます。ただの偶然のように思いますが、合格する受験生ほど、そういった幸運を引き寄せているもの。今回は逆転合格する受験生として、最後まで諦めず奇跡を引き起こすために必ず聞いておきたい心構えをあなたに伝授致します)
- 毎年多くの逆転合格を生み出している3月末戦略と具体的な志望校の選び方とは?(多くの受験生は前期試験がダメだったら諦めてしまいがちですが、塾では毎年、後期試験で数多くの逆転合格を生んでいます。)